株式会社ウミガメ

飯田橋に拠点を置く「株式会社ウミガメ」は、エコロジーコールサービスやクラウドPBXなどのサービスを展開する、法人向けの電話代コスト削減業者。大手通信事業社の電話回線を秒課金で提供しています。

電話料金削減・電話代削減といった通信コスト削減を図っており、かつ電話番号の変更といった懸念もなく、スムーズなサービス変更が臨めるでしょう。

エコロジーコール

エコロジーコールは、各大手電話サービス会社と特別割引契約をした回線を、ユーザーのサービスに沿って再販売する形で提供するサービスです。エコロジーコール大手電話会社の再販売で、ユーザーが普段契約している大手電話会社との契約と、何ら違いはありません。
が、1秒課金・60秒課金によって、ユーザーが普段契約する3分課金よりも、通話料コストを格段に下げることが可能です。

電話料金削減のロジック

電話業務に要する平均通話時間は、およそ1分以下です。また、営業電話やテレアポ電話などの場合はより短く、平均通話時間が30秒以下ほど。

ポピュラーな電話プランでは、通話に対し3分毎ごとに通話料が加算されていきます。40秒のみの通話だったとしても、3分相当の通話料金を負担しなければなりません。

エコロジーコールの特徴

まず一つ目に、「電話料金のコスト削減」が大きく狙えることが挙げられます。エコロジーコールは、24時間全国一律料金にて、「1秒課金プラン」と「60秒課金プラン」の2パターンの課金単位でサービスを提供。

二つ目の特徴として、「高品質のサービスを提供」している点になります。これは大手通信会社の再販売回線となるため、保守・サポートにおいても万全な体制の下で提供。

三つ目の特徴は、「0120番号も利用できる」という点です。フリーダイヤル・フリーコールのような着信課金の電話サービスでも利用できるため、どんな企業でも採用しやすいサービスでしょう。

そして四つ目となるのが、「番号ポータビリティ対応OK」という点。現在利用中の電話番号も、一部条件を除いて、継続利用することが可能です。

クラウドPBX

クラウドPBXは、専用の電話機・アナログ変換アダプタなどを、ユーザーのインターネット網に繋げ、クラウドPBXから電話機能を提供するサービスです。音声パケットを優先的に流す最先端技術で、現在利用中の電話サービスと差のないクオリティで提供可能。

ネット環境がすでに整っていれば、移転の際も専用端末を接続するだけで、電話番号を変えずとも利用できます。

クラウドPBXの機能

クラウドPBXは、ダイヤルインや、内線通話、保留、転送といった、ビジネスフォンの基本機能が搭載されており、ビジネスフォンから乗り換えたからといって、機能が制限されることはありません

それどころか、このクラウドPBXに乗り換えることで、場所を問わず内線通話が行えるため、保留や転送の機能もモバイルフォンから利用できるため、よりグレードアップします。

また、事業所の移転などにともない、電話環境の設定変更が必要となることもあるでしょう。従来のPBXであれば、業者に依頼しなければ設定できませんでしたが、クラウドPBXであれば、ユーザーがブラウザ上から番号の追加や変更、削除といった手続きが行えるようになります。

顧客対応の効率化が最大のメリット

他には、顧客対応の効率化が図れる機能も。たくさんの顧客対応をするためには、その効率化を狙わなければなりません。クラウドPBXには、そのための便利機能が搭載されています。
たとえば、IVR機能は、顧客問合せに対して自動音声を流し、適切なオペレーターに割り振って、オペレーターの取次時間を削減。さらに、オペレーターの担当部門ごとに着信を振り当てるグループ着信も、顧客対応の無駄を省くきっかけとなるでしょう。

またクラウドPBXは、インターネットを活用したサービスとなるため、電話機でなくともコンピューター上で電話業務を完結させることが可能に。電話機の代用となるのが「ソフトフォン」というもの。これはコンピューター上で着信することが可能で、ダイヤルをせずともクリック1回で発着信のコントロールができます。

ちなみにクラウドPBXで特に意識したいのがCTI機能で、これは顧客の電話番号から顧客情報をサーチし、ディスプレイに表示します。電話を取る前に相手がわかるため、瞬時にその顧客に沿った対応ができるようになるでしょう。

SIPチャネル

SIPチャネルは、IP電話事業やコールセンターに向けたサービスで、大手通信事業社からの電話回線を、クラウドサーバー経由でSIPにて提供します。そのため、データセンター内にPRIのようなキャリア回線は必要なく、スピーディーな導入が実現可能。大手電話会社網を活用し、ハイクオリティのサービスにて提供されます。

なお、現在PRIのような既存のキャリア回線で利用しているGW費用は発生しません。また、提供には最短で3日ほど要します。こちらもフリーコールに対応とのこと。
通話料金について、あるいはすでにキャリアからSIP接続中といった場合でも、相談を受け付けています。

導入までのフロー

ウミガメの電話サービスを導入するまでの流れを解説します。

診断

導入するためにはまず、無料診断をするところからスタートに。最初に通信費削減シミュレーション依頼書(ヒアリングシート)の提出をして、診断結果が出されます。

続いて通話料金診断ですが、こちらも無料。通話明細(データ形式)を提出して、通話料金の診断をします。

診断の主なポイントとしては、アウトバウンドとインバウンド、どちらが多いのかといった点や、アウトであれば固定か携帯、どちらの方が多いか。インであれば、固定からか携帯からか。コールセンターかデータセンターかといった要素が、診断内容の判定基準に。

そうした後に報告書にて通話料金を試算したシミュレーション結果が出るので、これで診断は終了し、次に導入の段階へ進みます。

導入

導入においては、まず報告書の内容を確認した上で、導入の検討をしてください。導入を決断したら、導入に必要な回線や必要サービスへの各種申込の手続きをしましょう。

申し込んだら回線開通と設置工事などが行われます。回線開通後に機器設置工事、番号ポータ、PBX工事などを着工。

以上が済んで、無事サービス利用開始となります。
なお、一連の流れまで、およそ2ヶ月かかるのが通常ですが、お急ぎの場合には要相談とのこと。

ユーザーからの声

とある健康食品通販会社のケースでは、0120のダイヤルをエコロジーコールにて再利用しました。すると、導入の前月時点の通話料金が2,360,519円だったのに対し、導入後には1,605,150円にまで削減されたとのこと。およそ32%のコスト削減に成功したことになります。

また、営業マンがテレアポやお客様問合せ回線で、大手通信会社の90%割引の適用を受けていた、とある太陽光発電会社のケースになります。ここではエコロジーコールを導入する前月時点の月額料金が3,415,975円だったのが、導入後に2,910,381円になり、15%のコスト削減に繋がりました。
元々の割引が大きかったのもあって、これ以上安くなるのか不安だったそうですが、試算の段階でさらにコスト削減できるとなり、導入を決断したそうです。

無駄を省いたウミガメのサービスはエコロジー

これまでの説明で、ウミガメがどのような環境を敷いて電話代削減を試みているか、ご理解いただけたかと思われます。大手電話会社の大幅割引を受けていてもなお、コスト削減できるとあって、かなりの費用が浮くことは間違いありません。

また、クラウドベースのサービスは、オペレーターの業務効率も狙えますので、金銭的にも業務的にも明るい兆しが見えて一石二鳥の結果が狙えることでしょう。オペレーター業務がスムーズになることは、お客さん一人ひとりに、適切な対応ができることにもなりますので、非常に優れたシステムであることが伺えます。